コーポレート・ガバナンス

ココカラファインは、企業が存続するためにはコンプライアンスの徹底が必要不可欠であるとの認識のもと、すべての役員および従業員が高い倫理観に基づいて行動し、「良き企業市民」として広く社会から信頼される経営体制を確立することに努めています。また、投資家からの信頼を得るべく、企業価値の最大化を図るために経営判断の迅速化及び経営チェック機能の充実を目指すとともに、経営活動の透明性の向上に努めています。

取締役会・監査等委員会を軸とした機能

ココカラファインの取締役会は、会社法又は定款に規定される事項のほか、経営戦略・経営計画その他の経営の基本方針、予算等経営に関する重要な事項を審議・決議するものとし、規程においてあらかじめ付議事項、報告事項を定めています。上記以外の業務執行事項の決定については、意思決定及び執行の迅速化をはかるため、経営に関する重要なものを除き、一部を経営陣に委任しています。

監査等委員会は、監査委員3名(うち社外取締役2名)で構成され、監査等委員は取締役会その他重要な会議に出席するほか、取締役等から事業状況の報告を受け、重要な決裁書類の閲覧を行い、業務執行状況を監査しています。

ガバナンス体制図

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内部統制機能

ココカラファインは、内部統制における4つの目的(①業務の有効性及び効率性、②財務報告の信頼性、③事業活動に関わる法令等の遵守、④資産の保全)のため、システムの充実と強化に取り組んでいます。

業務執行部門から独立した内部監査室が、代表取締役社長に承認された計画に基づいて内部監査を行っています。会社の業務実施状況を把握し、①全ての業務が法令・定款および社内規程に準拠しているか、②適正・妥当かつ合理的に行われているか、また③会社の制度・組織・諸規程が適正・妥当であるかを、公正・不遍に調査・検証しています。監査結果を被監査部門にフィードバックするとともに、経営層および監査等委員に適時報告することによって、不正・過誤の防止、会社の財産の保全ならびに経営効率の向上に努めています。

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組織運営機能

ココカラファインは、2013年4月に販売子会社6社を統合し、中核事業であるドラッグストア・調剤事業の営業機能を集約しました。また、事業を効率化・高度化し、経営の透明性向上を目指し、ガバナンス強化を図ってきました。

さらに2015年4月より、組織運営を、より迅速かつ効率的な経営体制へと改革し、各事業と本社組織の役割と責任を一層明確にしました。

2016年4月には事業の質的向上のため、グループ全社が一体となってお客様へのサービスや利便性を徹底的に高めることのできる組織へと変革し、高収益グループへの変革を着実に推進し持続的成長を実現できる体制となりました。

あらゆるステークホルダーの方々とのつながりを密接にし、情報を集約して対応できるよう、「コーポレートリレーション部」を設置しました。社長直轄部門として、IR(投資家様・株主様とのリレーション)活動、社内外の広報活動、お客様・患者様とつながるコールセンター機能を充実させ、ココカラファインのブランド構築を図ります。2016年10月には新たに社長直轄部門として「リスク統括室」を設置し、オペレーショナルリスクの一元的・統合的なマネジメントによる対応力の強化を図ります。従来の「企業品質部」から、情報システム・物流構築に関する機能を独立させて、「IT・物流開発部」を設置し、組織の専門性強化により、あらゆる業務プロセスに関する品質の向上と経営の仕組みの再構築を図ります。また、「商品販促部」と「統合マーケティング部」、およびインターネット通販を行ってきた子会社「(株)ココカラファインOEC」の機能を集約した「商品部」と「販促部」を設置し、お客様へのサービスや利便性を徹底的に高めていきます。

(株)ココカラファイン
(株)ココカラファイン ヘルスケア

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会議体運営機能

ココカラファインは、経営上の重要な事項について、グループ経営会議において慎重に協議するとともにグループ会社全体の意思統一を図っています。その他、代表取締役社長を議長としたコンプライアンス・リスクコントロール委員会が、コンプライアンス体制の充実・強化を目的として推進活動、教育研修等を行い、内部統制体制の構築・改善に努めています。

また、グループ経営会議で定められた事項を、速やかに審議・答申する各種委員会を設置しています。代表取締役社長を議長とする「CSR委員会」「内部統制委員会」「賞罰委員会」をはじめとした下記委員会とその部会が、各事業と連携しながら、その浸透と実行を管理・監督することでコーポレート・ガバナンスの強化を図っています。

委員会一覧(2017年4月1日現在)
委員会名 内容 委員長
1 CSR委員会
  • ココカラファインの企業価値・ブランド価値を向上させることを目的に、経営理念「人々のココロとカラダの健康を追及し、地域社会に貢献する」を実現するために、基本方針で挙げる6テーマにおいて、「お客様」「お取引先」「株主」「従業員」などのステークホルダーの期待に応える企業活動を牽引する。
経営戦略本部長
1-① おもてなし実現部会
(CSR委員会)
  • お客様相談センターに寄せられた「お客様の声」をもとに、現場目線での不具合の原因分析、改善プランの立案、実施、検証の推進と、委員会で決定された事項の細目について協議決定、実行する。
企業品質部長
1-② 安全衛生部会
(CSR委員会)
  • 労働安全衛生法に基づく安全委員会と衛生委員会とを統合した部会。
  • 労働者の危険または健康障害を防止するための対策などを調査・審議することを目的とする。
(労働安全衛生法第19条)
人事・総務担当常務/人事部長
2 コンプライアンス・リスク・コントロール(CRC)委員会 グループのコンプライアンス・リスク管理を統括する。
  • グループのコンプライアンス、リスクに関する現状を確認、対処し、改善策を協議する。
  • グループのコンプライアンス、リスク管理体制の充実、強化を図るための施策を推進する。
代表取締役社長
2-① 規程管理部会
  • グループの諸規程の整備、管理に関する改善を行う。
  • グループの業務運営の適正化、強化、効率化を図るために、規程の整備、改廃が必要な事項について、担当主管部門が原案を起案し、当部会において審議する。
総務部長
2-② リスク管理部会
  • CRC委員会の作業部会として、グループのコンプライアンス、リスクに関する現状を確認、対処し、改善策を立案する。またこれらに係る管理体制の充実、強化を図るための施策を実施する。
  • グループの個人情報の保護・管理に関する個人情報保護統括責任者の諮問機関として位置付け、グループ全体の個人情報保護・管理の向上に資するとともに、個人情報に関する事故、トラブル発生時の対応を行う。
  • 各種情報の集約・管理に基づいた情報セキュリティの強化に向けた取組みを統括する。
リスク統括室長
3 グループ賞罰委員会
  • グループ各社の従業員に対する表彰および懲罰処分を実施する際に公正な取扱いを行うために設置し、賞罰の決定を行う。
  • 下部組織として賞罰小委員会を設置し、小委員会ではグループ各社からの賞罰案件に関して、定期表彰と軽微(減給未満の懲罰が適当であると判断する事案)な懲罰を決定するとともに、軽微ではないと判断する事案をグループ賞罰委員会に上程する。
経営戦略本部長
4 内部統制委員会
  • 会社法ならびに金融商品取引法の要請する内部統制システムの整備に関する本社取締役会の諮問機関。
  • グループ全体の内部統制の維持向上に資することを目的とする。
代表取締役社長
  • ※ PDCAサイクル
    Plan(計画)、Do(実行)、Check(検証)、Action(改善)を継続的に行い、その内容を改善しながら次のステージへと進めていくこと。

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内部通報制度の活用

ココカラファインは、主にコンプライアンスの遵守を目的として、企業内の不正や法令違反の通報を受け付ける内部通報制度を設けています。また、人権や差別に関する情報、業務や職場環境を含めた改善提案なども積極的に受け付ける方針です。通報相談窓口としては、客観性を担保するため、外部専門会社を窓口とする「リスクホットライン」を設け、社内の自浄作用による問題の早期是正を図っています。また社内には、従業員満足を高めるための「ES(Employee Satisfaction)相談窓口」を設けています。

通報された内容に関して、毎月開催されるコンプライアンス・リスクコントロール委員会にて報告が行われ、対応策の検討を行っています。

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リスク統括室の設置

2016年10月に社長直轄部門として「リスク統括室」を設置。オペレーショナルリスクの一元的・統合的なマネジメントにより、対応力の強化を図っています。